こどもの歯を「治療、矯正」する前に

51W2DMhv-jL._SS500_『ほんとうにこわいのは、むし歯そのものよりも、むし歯をおそれるあまり過剰反応する母親の心理を利用して、こどもが飲み込む可能性が高い高濃度のフッ素を安易に歯に塗布したり、緊急性がない三歳未満児のむし歯を、押さえつけてまで治療する小児歯科医療の現場にあると私は思っています。』

『歯科医院で塗布するフッ素は9000ppmで環境基準値の約一万倍強の濃度。家庭用のフッ素ジェルは1000ppmで約100倍強の濃度です。基本的に飲み込まないことを前提に濃度を高くしている製品ですが、イチゴ味がついていたり、すぐにうがいをしないよう指導したりしているため、現実には相当の割合でこどもたちが飲み込んでいると思われます。(中略)30年後40年後に発がんという形で表れてくるわけです。壮大な臨床実験にこどもを参加させたくなければ、フッ素塗布はしないこと。すすめられても拒否すべきです。』

『私は歯の生えかわりは、いのちのダイナミズムを味わう貴重な体験とかんがえていますから、歯医者で抜いてしまうなんて、とてももったいないことだと思います。』

全て抜粋です。もっともっとここで紹介したい内容がたくさん。

息子の歯、先日二本目が抜けました。
両方とも後ろから永久歯が顔をのぞかせてもまだ抜けずにいた乳歯。
一本目は、おどおどして早く抜かないと永久歯の邪魔になるんじゃないかと、歯医者で麻酔をして抜きました。迷いはありましたが。。本人は全然痛くなかったようで、むしろスッキリして喜んでいました。
でもこの本を読んで「いのちのダイナミズム」これだ、と感じました。人間の体、抜けるべきときに抜けるはずだと信じ待ちました。私の胸に飛び込んできた息子、にやっと笑うと血が!胸に抜けた歯がくっついていました(笑)人工的に抜くのとはやっぱり違った感動がありました。

子どものことを考えて見守ってくれる歯医者さんに出会いたいですね。

こどもの歯を「治療・矯正」する前に (ジャパンマシニスト育児新書)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/488049612X/…

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